« 生かしてもらっとる | トップページ | あそこの神様 »

2019年10月26日 (土)

こやつ大物、

昨日の施設訪問ボランは“新たな上下入れ歯”での初実戦・初お目見えの場であった、正直言うて、未だにアンブシャ(吹く際の口元)の構えが未完成だ、の、なかではあるが、エイヤッ!!って感じで、尺八をラッパ吹きでホボ水平に構えて吹いてきた、尺八を水平に構えて吹くなんて、異例も異例、無茶苦茶ですわ、が、この構えで吹くと装着入れ歯の不都合が消えて吹き易い、

参加者約50名、みなさん、興に乗って一緒に歌われた、大きな波に乗っているような感じがあって、オモロかった、約50分間で制限時間ストップ、大きな施設でしてね、ケアハウスのお方や、介護度4の特別養護対象のお方らが混じった場だ、このあたりで限度、 

ボランを終えて後、少し離れたところにある戎神社へ行き、境内の能舞台に勝手に上がらせてもらって、相棒と二人で、30分ほど試しライブ演奏(?)してきた、常はまったく無人の神社だ、許可を得たくてもドコへ申し出ればエエのかワッカラン、が、一応、地区の関係者には話を通してある、やっとる間は境内は全く無人だった、終えて去ろうとした時、下校中の子供らが数名境内に入ってきて通り過ぎた、

でもなぁ~、こういう場(神社境内)で吹きますとね、身が引き締まります、神様が聴いていなさる、これがわが身を引き締めて、最高の稽古場になる、

わが家から2・3分も歩けばタンボだ、さらにほんの少し進んだ先のタンボの裏の雑木林の中には、上述神社とは別の無人の社・神社がある、わたし、気が向けば年に数度はココへでかけて、独り吹きしてくる、まったくの無人です、ダァ~レも通り過ぎたりしない、森の中のひなびた社(やしろ)、ヤブ蚊がウワ~と居ましてね、蚊取り線香を幾つも持参する、こんな中で吹いて、で、やぶ蚊に負けて退散する、これって修行になりますかね???

が、年に数度はコレをやっとる、出かけて吹いてみようかと思う、思うと我慢デケン、そういう気持ちになった時は、上がったか下がったかは別にして、気構えに何らかの変化があったからだ、で、蚊取り線香を用意して出かけて吹いてくる、

昨日は、相棒をココヘもお連れした、「時々、年に数度だけど、ワシャここで吹いたりしとる…」と、わたし、「エエとこですなぁ~~」と、相棒・船頭どん、別段呆れた顔をするでもなく、わたしの想いを探るでもなく、ごく自然に場に馴染む彼、わしゃ、改めて、こやつ大物だ、って、思ったなぁ~~~

 

追記・午後18時50分

11月23日(金)の、戎神社でのライブ演奏にお許しが頂戴でけた、充分に稽古を積む時間がある、当分の間、コレがわたしの生きがいの中心になるのかも、思い切って洋物曲を吹きまくりたいと思っとる、例えば、江利チエミの「テネシーワルツ」、アッハッハ、神社に来てこんなのを聴いたら皆さん臓腑が洗われてスキッとしたりして・・・、吹きまくり、歌いまくってみようか・・・

 

 

 

« 生かしてもらっとる | トップページ | あそこの神様 »

コメント

EWI、良さげです!
練習の音が出るのは恥ずかしいので、こういうのなら安心です。
YAMAHAのショールームで、似たようなものをみて、欲しいと思ったのですが、そいつは外部に出力できないようなので忘れていました。

久我山散人さん

貴兄のブログを少し覗き見させていただきました、ビックリしました、すごいお方だ!!!

大昔と今の世を自在に行き来なさっとるお方!!!
お使いの楽器も又スゴイ!!!

こんなお方が、わたしのふざけ(?)ブログをご覧になってコメントしてくださっている、
わたしも頑張らなダメですよね、

高齢者、特に後期高齢者に向けた尺八吹奏ボランをやっとるのですが、以前は童謡唱歌中心だった、が、疑問がわきましてね、もっと深く広く深く曲域を広げたくなった、

場も、高齢者施設だけではなく、今の街中でもやってみたくなった、
音楽療法云々のことは良く判りませんが、とにかく自分自身が、己を慰撫するに、アレコレの曲を聴き、下手吹きすることで、何とか生き得ている、音楽は薬のような気がしてならんのです、吹きまくって過ごそうと思っとりますです、上手下手にはあまりこだわらんことにして・・・

尺八は、マイクやスピーカーなどとはあまり縁の無い楽器で、野外で吹きながら歩いたりは平気です、EWIの先進性からみると、大昔の遺物かな・・・

ある種のゴマカシ吹きにはなりますが、ドンナ曲でも吹けますぜ、
戎神社境内では、思い切って洋物曲を幅広く取り入れてみようかと思っていますよ、
デズニーの「星に願いを」とか「星空のブルース」とかルイ・アームストロングの「このすばらしき世界」とか、とか・・・

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 生かしてもらっとる | トップページ | あそこの神様 »