なさけないような、ありがたいような…
音楽ってぇ~のは、気持ちが揺れるのですよね、悲しい気持、嬉しい気持、穏やかな気持ち、懐かしい気持、恋しい気持…
日本だけじゃなく世界中の国々の叙情歌(唄)世界をホッツキ歩いてみたい、の、気持ちがある、パソコンなどで無料閲覧可能な楽譜を見つけると超嬉しい、さっそく尺八譜へ採取し試し吹いてみる、
たまたま尺八が吹けるからこんな遊びが出来得ている、老いて独り身になってこんな遊びをしている、若い頃には想ってもみなかったなぁ~~、あぁ~、歌は世界中探るが、わしゃ海外旅行はしたことがない、プレジャーボートでの独り旅ならしたことはある、日本列島をグル~と尺八吹きながら航海したりしたがコレはコレでおもろかった、
老人ホームなど福祉施設へ尺八吹奏ボランするようになってもう随分経つ、が、50歳代60歳代の頃と今年7月に80歳になる今とでは、気持ちに“天と地”の差がある、オモロイなぁ~~、楽しさのありどころが以前とはまったく違う、
生意気云うてごめん、昔からこの種のボランテイア活動は奉仕の気持ちなければならん、と、思っとった、だから、シンドクても自分は楽しくなくても、施設利用の皆さんが喜んでくださればよい…と、コレが大切、と、思ってやっとった、
が、今は違う、施設利用の皆さんが目に精気をよみがえらせて尺八に合わせ唱和なさる、この中でわたしは曲趣に没頭し尺八を吹く、コレが楽しい、“自分はシンドクても頑張る”、てな姑息なことはまったく思わなくなった、
吹奏する以前に、訪問先の方々のお気持に思いを馳せる、どのような曲になじまれて生きてこられたのだろうと…、ココに全力を注いで事前の準備する、自分の得意な曲をお聴かせしよう、などの自己中心の曲選びはしない、自分のことは完全に脳裡から捨てている、
判っていただけるかな??? 訪問先の皆さんのお心のことですわ、ごくアッタリマエのことを言いますが、聴く耳を持たないお方らの前でなんぼリキンで吹いても、ジャカマシイ!!!って叱られるだけですよね、このアッタリマエのことが気にかかる、老人ホームに入所の方々やデイサービル施設にお通いの方々、は、尺八吹奏を聴くために施設へお越しになっとるわけじゃない、
が、が、音楽にはチカラがある、冒頭に戻りますが、音楽に接すると気持ちが揺れるのです、悲しい気持、嬉しい気持、穏やかな気持ち、懐かしい気持、恋しい気持…
約1時間足らずの間、皆さんらの気持ちに添うべく、皆さんの気持ちのありどころを探りながら吹きます、相棒・船頭ドンが、心を込めて我を忘れて歌います、
ボランの集いを終えて、挨拶し、ホッとして皆さんらのお顔を観る、目の輝きを観る、コレってメッチャ、オモロイ、皆さんらと一緒の時間が過ごせた、と、思ったりする、「また来させてくださいね」と、言うて去ります、
最近はこんな生活なわけですわ、が、このところ、体調が芳しくなく、予定していた訪問をパスせざるを得なかったりした、少し体調は戻ったように思っているが、今日もコレから病院受診せなならん、自己負担1割だから受診し得る、なさけないような、ありがたいような…
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河童劇場が大繁盛していた頃、「尺八ボランティア日記」の記事で、
訪問先施設の利用者の爺ちゃん婆ちゃん達が、溢れんばかりの笑顔で声を上げて唄い、
「楽しかった!又来て下さい!」と言って下さるのを見て、自分が嬉しくなる。
ボランティアは、自分の為の活動です。」と書いたら、
「そりゃ違う! 他人の為に、自分が苦労するのがボランティアじゃ!」と言われた事が
有ったのを思い出しました。
若手の尺八コンクールの常連さんと、自分よりも少しだけ歳上の人の2人を
河童劇場に同道して貰ったら時には、
若手の演奏者は、期待外れだった様で、「良い演奏を聴いて貰うのがボランティアの
役目」と言いたそうで、その後はボランティアには参加しませんでしたが、
年配の方は、河童爺と同じ喜びを感じた様で、その後は、河童劇場の楽譜などの
資料を一部コピーして、自分だけで尺八 ボランティアを始めて居ましたが、
残念乍ら、それから1年も経たない内に、別の世界へ旅立ってしまいました。
人様が喜んで下さるのを見て自分が嬉しくなるのが、ボランティア精神だと今でも
思っていますか、意に反して、今じゃ人様にお世話になりっぱなしの老いぼれ爺い
以外の何者でもない・・・・・
投稿: 音痴河童 | 2020年1月15日 (水) 14時42分
実は、この問題について貴兄と幾度かブログ上で意見交換をしたことあり、常に、コレがわたしの頭にあって、自分の道を考えていました、
意見交換した当初は、明らかに、わたしは貴兄の立ち位置を見損なっていた、少し貴兄はわたしより先に歩んでおられた、今は、コレが良く判ります、
わたしは貴兄を追いかけている、なんとかして貴兄の立ち位置にたどり着きたいと思っとるのです、
コメントをいただいて、スッゴク嬉しいです、
貴兄の足跡をたどりつつ精進するつもりです、
今日は、又、病院で精密検査を受けました、あまりうれしくない状況説明を受けました、
これはこれで仕方がない、お互い、頑張って余命をまっとうしようじゃないですか!!!
投稿: 波平 | 2020年1月15日 (水) 19時40分