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2020年4月24日 (金)

「北国の慕情」

日本列島をプレジャーボート「はまちどり」を駆って単艇単身で1周航海をした、と、大きなことを言うてはいるが、北海道を反時計回りに航行したが、襟裳岬沖を過ぎるころは濃霧のなかだった、視界が悪く危険だった、レーダ画面を頼りに沖を走るが常に水深を魚探で探り確かめながら走る、水深50メートルの海域を濃霧中で走るのは危険だ、漁の仕掛けにスクリュウを絡ませる危険があった、で、常に水深100を超える沖を走っていた、

 

<当時の記録がある>

岬波のなかで奮闘中、襟裳の春は未だ寒い、(注・平成18年6月24日午前7時44分現在のメモ)、

流れ藻!!ヤバイ!!!

けっこう波は高かった、ここ襟裳岬先端で西進してきた津軽暖流と南下中の親潮が真正面からぶつかる、襟裳の沖は46時中波立っている、

 

抜けた(08:32※時計時間)

襟裳岬先端無事通過、岬波の海域を抜け出た、依然濃霧、視界30メートル、1013hp、水温10.7、艇速7ノット、勇払(苫小牧)へ向かう、

 

ナント偉大な霧だこと(11:40)

視界30メートル、突然真ん前に浮遊ゴミやボンテン(漁具の仕掛け)が現れる、凪だが走れない、濃霧と浮遊ゴミに行く手を阻まれ遅々として進めない、8ノット未満、 

記録では、この時は、目指した勇払マリーナ(苫小牧)まで走行し得なかった、手前の静内漁港へ緊急入港した、

 

話が長くなった、もし、この時、目指した勇払マリーナに入港し得ていたら、上陸し付近の探索を楽しむつもりだった、艇には折り畳みの自転車も積んでいた、

 

さて、本題に入る、

「北国の慕情」という曲がある、わたし、この曲が大好きだ、

苫小牧の樽前の曲だ、支笏湖の歌でもある、往時の自分となぜが重なるものがある、

吹いてみよう、

 

「北国の慕情」 立奏です、右足が痛くて片足での立奏なので1発勝負です、吹き誤りがたくさんある、ごめんなさい、

 

 

 

 

 

 

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コメント

襟裳の沖は46時中波立っている・・・2年前陸上から眺めて確かに風のすごい所や!と実感でわっかっていますのでなるほどと思わされます。襟裳岬は歩いているだけで吹き飛ばされるほど風の強いところでした。その沖をよくも船で行くなんてちょっと逆立ちしても真似のできないことです。静内港という懐かしい地名がでてきました。2年前、新ひだか町に昆布温泉がありますが約1ヶ月程ロングステイしました。ちょうど夏でしたので静内港主催の夏祭りに参加したり昆布を取ったりの思い出があります。海岸に打ち上げられた昆布をいくつか拾って持ち帰り近所の人に自慢げに話したところ、最近は昔と違って昆布を勝手に拾ってはいけない決まりになっていることを知らされびっくりしました。漁業権とやらを巡ってけっこう厳しいつばぜり合いがあっているといった話も現地で聞いたことでした。

そうでしたか!!!

極めて濃い濃霧の中で艇の周囲半径約30メートルしか見えない中を走りました、
GPS機能を使って位置情報を得、レーダーで周囲を探りつつ、かつ水深を計り岩礁に乗り上げないようなどの緊張の連続だった、襟裳の岬は危険でした、
静内もにも上陸し、周辺をうろついたりしましたよ、が、勇払まで頑張って上陸し、アチコチ歩いてみたかった、
イロイロ思い出がありますわ、

若者は将来を夢見てすごす、老人は過去の思い出しの中で過ごす、わたしたちはもう完全に後者ですよね、でも、毎回、新たな何かを求めて歩き回った過去を思い出している、コレってある種昇華した未来を見る目につながっているような気がする、

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