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2020年4月 8日 (水)

レッサムフイリリ Ⅱ

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「柳本富子の足跡」と題する、富子の日本画遺作展は、この度の新型コロナに伴う全国7都道府県に向け発せられた非常事態宣言を受け、今年中の開催はお流れになりました、

 

当初予定の会期は、4月11日(土)~5月10日(日)でした、実は本日4月8日(水)がわが家から→三木市立堀光美術館へ絵を搬入する予定日だった、が、昨日の非常事態宣で急遽開催は取りやめになった、

 

上の絵画は、キャンバスから剥がされ紙だけ1枚の状態で保管されていた絵画です(絵描きは貧乏とホボ決まっていて、ましてや旦那(わたし波平)が乱費症だ、キャンバスの使いまわしが欠かせなかった)、

岩絵の具で描かれた日本画は、完成後いったんキャンバスから剥がされたら、もう元に貼り戻すのは難しい、画室の壁に絵の四隅に押しピンを幾本も打ち込んで貼り付けて撮影したのがこの絵です、

 

ご覧になって欲しい、白いサリーを着込んでいる、どうご覧になりますか???

白いサリーは“神ともにある”とのメッセージになっとるらしいのです、

 

この白いサリー(衣・民族衣装)を着ることを⇒“レッサムフイリリ”と言うらしい、

ナニをしていても、あたしは神様と一緒にいる、の、メッセージだってこと、

周囲に向かって「神は、いつも あなたと 共に 在る」を伝えるメッセージでもある、

 

もし、来年、遺作展実施が決まったら、わたしは、神のお力を借りてこの絵をキャンバスへ貼り戻して展示絵の中に加えたい、わたしにはこの修復作業は不可能、が、富子にはかけがえのない仲間がある、優れた日本画家が健在でいらっしゃる、お願いしてみようかと思っとる、

 

最後にひとこと、

作品は、現地でシッカリとデッサンし、感興・感触をも丸ごと持ち帰り、描き上げたのだった、どの絵も神々と共に生き生きしとる、レッサムフイリリ!!!

ダウンロード - url.htm

 

 

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コメント

この絵に限りませんが人物画の目が実に健康的で爽やかな感じを受けます。開催されるとばかり思っておりましたが、順延とはびっくりするばかりです。残念としか言いようがありません。白いサリーは“神ともにある”とのメッセージ・・・意味深長であります。ネパールの地はこういった神仏の加護のメッセージで至る所が守られ豊かな国であろうと想像されます。

ネパールの人物画が多いのです、コレを単に外国の女性の絵だとご覧いただくのは残念だ、で、この際だと思って、今日のようなブログを書いてみたのです、

わが家には仏壇があって、一応真言宗徒ってことになるのですが、別段宗教的な生活をしとるわけではないし、毎日お経を唱えているわけでもない、が、ネパールなどはそうじゃないのですよね、神様・仏様らと一緒に毎日生活しとるようだ、このギャップに家内はギャフンとなったみたいなところがあって、見事に絵の人物の視線にコレがある、
このことをレッサムフイリリの話の中で書いてみたかったのですわ、

こんばんは
このご時世 やむを得ませんね。
会場で見せていただくことを楽しみにしていましたのに 残念です。
来年の開催を待ちます。

師匠のブログ中の 奥様の絵を 私のブログで 使わせていただきました。
 問題ないと思いますが,ご確認ください。

TYD1さん、

貴兄ブログ拝見しました、
ありがとう、紹介してもらって嬉しいです、

この絵はね、縦2メートル、横155センチの大きな絵ですわ、
まんず、この絵を部屋に掛け得る住まいなんぞは無いでしょうよ、
描くのに何日要したか想像できますか???
いやまったく、正気では成し難い中で描かかれているのですわ、

ワタシら夫婦の生活のこと、ご想像してみてくださいな、まともじゃないですぜ、
呆れてものが言えんような生き方かもよ・・・

来年 是非会場で 白いサリーの女性に会いたいと思います。
そのためにも 不摂生な生活から さよならして, 健康を保ってください。

イヤァ~おはずかしい・・・
規則正しい生活だなんて・・・、気まま丸出しのさまよい生活ですわ・・・

ひとつだけ規則正しいかものことがあります、そう、宅配食です、毎月20食をセットで購入しています、1食分5百円未満の冷凍食でとても大切にして、家庭用冷蔵庫の冷凍区画に保管しています、常に20食を蓄えています、もし倒れてスーパーへの食品買い出しが出来なくなっても、コレがあればなんとかなると思って、
わたし、小さな艇で日本列島を単独で大回りしたことがある、この時には遭難時の非常食に10日間の備えをしていた、
気分的には、常時さまよい、遭難の気分だってことでしょうかねぇ~~

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