2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 脱却・脱却 | トップページ | 10万円の夢 »

2020年5月21日 (木)

「鉢植哀歌」

平安末期に編まれた歌謡集に『梁塵秘抄』(りょうじんひしょう)というのがある、このなかに「鵜飼はいとをしや」という歌が載っている、

 

鵜飼はいとをしや

万劫年経る亀殺し 又鵜の首を結い

現世は斯くてもありぬべし 後生我が身を如何にせん

 

鵜を使って鮎を取るウカイの親父が自分のことを読んだ歌だ

亀殺しとあるのは、鵜のエサに亀の肉を食わせて与えたってこと

ウカイ漁では鵜に鮎を取らせて吐き出させるのですよね、そのために鵜の首に鮎を呑み込めぬように縄で縛っている、残酷な漁ですなぁ~~、

こんなコトをしていて、この世ではしかたがないことだ、が、死後のあの世ではわしゃどうなるのだろう・・・の、歌になっとる、

 

植木鉢の中で立ち枯れている花や木の始末をし、鉢を洗い清めたのだった、

もし、地面に直植えだったら花や木々は生き得たであろうが、鉢に植えられていたのでは、世話する者が居なくなたら立ち枯れるしかない、

家内の体調が重篤になるにつれ、わたしは植木鉢の世話を忘れたのだった、

全部枯らしてしもうた、

ここ数日掛けて、全ての鉢から土ごと全てを取り出し、綺麗に洗い清めました、

家内の絵画遺作展の当初の予定開催期間が過ぎて後、わたしは、まずココから向後生活スタート、

ほぼ作業完了、

 

で、久々に尺八を手にし

ナニゲニ無茶苦茶吹きを試みたら、下記の曲(?)になった、

心は鵜飼のこころ、上述の歌の世界

ホワイトボードに、いきなり譜を書き付けたのです

10分足らずことだった

 

  「鉢洗いの歌」

Epson135吹き納はやはり乙音にしましょうかねぇ~

« 脱却・脱却 | トップページ | 10万円の夢 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 脱却・脱却 | トップページ | 10万円の夢 »