「春だ!!」
老人は、それも後期高齢者になると、ある種の“同じような感情”がそれぞれの心の中に住まっているように思う、
そのひとつは“春を待つ心”ではないだろうか・・・
老いると、誰もがオノレの、昔の頃とは様変わりした身体を哀しみ、アチコチ不調を覚えるようになる、
もうそろそろかな、と、思う気持ちが歳と共に膨らみ、春が来る都度、来年も桜の花が拝めるだろうかと思たりする、
早い話が、ワタシが正にそのひとりである、
が、こんななかで、今日は立春、わが家の庭の梅の木がホツホツ咲き始めている、
昨日は、ナント、鶯(うぐいす)が1羽わたしがぼんやり見ていたこの桜の木に飛んできた、ウグイスとメジロは非常に似ていて見間違え易いが、確かにウグイスだったと思う、メジロは目の周りに白い輪がある、飛んできて直ぐに飛び去ったが、白い輪は確認できなかった、
思うのである、世の老人らは、春を待っているのだと、
この気持ちを尺八咥えて吹いてみたのである、
曲名などとはオコガマシイが「春だ!!」としよう!!!
曲中に3っのテーマを入れてみた、
ナニを吹いても同じような曲になるような気がするが、それはそれで一向にワシャ気にしていない、ナニセわたしは一人しかいない、どんな曲を吹いても同じようになってアッタリマエだと思っとる、
「春だ!!」
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