午前7時、雨、パソコンで雨雲状況検索、午前11時まではヒョットしたら雨模様かも・・・、
あぁ=静かな朝だ、雨の音は静かさを演ずる最高の音楽かもな・・・
知床の遊覧船事故の新たなニュースを探る、
この社の社長が、アレコレ責任逃れ的なことを発言しているとかの報道がある、
読むと、まったく海を知らない無知なお方であることが判る、
遭難海域の海は、わたし自信を持っていい切ることができる、
ここは日本列島周辺の海域では、小型船航行には超難儀な海域だと、
船長は、沈没はクジラとの衝突カモとも言うているとかのニュウースもある、
衝突の可能性は極めて高い、が、デッタイこの予測判断はド素人がなしえるものではない、
実は、わたし、この海域に至る途中(オホーツク海)で、艇進行の真ん前至近位置に突然大きなクジラが浮かび上がり、もう艇を回避させる間がなく、クジラの背中に乗り上げた、と、覚悟したことがある、
背中すれすれを航行し得て命拾いしたのだが、が、この時の航行海域は水深30メートル弱の海域だった、
大きなクジラは荒れた海の中、観光船が遭難した海底凸凹の漁網敷設海域には近寄ったりしませんは、できませんわ、漁網のスキマを大きなクジラが擦り剝け得ますか???
水深が安定していて海流が穏やかな区域には(岸辺からほんの少し沖合一帯には)、ホボ全面的に漁網が敷設されていて、船はこの中は航行不可能なのだ、
特に荒れた海では漁網敷設の隙間航行は無理、魚網敷設域を表示する標識がわたしの記憶では不足し過ぎている、わたしはみなかったよ、
観光船は、先ずこの漁網敷設海域を避けて、可能な限り岸辺よりを航行し、羆親子の自然な行動を乗客に見させようとするのです、岸辺崖からの滝を見させようとする、
海面下の隠れ岩を避けながら注深く航行するわけだが、安全に走り得た航跡を、長年の経験上で把握していましてね、操縦席でこの記録画面表示させ、船長は、操船時にはコレを睨みつけ、この過去の航跡表示に沿って操船するのですわ、この安全記録線にピッタシ沿って船を操船するってこと・・・
わたし、操縦席で船長の真横に座って、この操船を現認していますよ、
この時は、波が危険な荒れになって、船長はこのままでは危険だと判断し、急遽、艇を沖へ向けて回頭させたのです、艇の現在位置を掌握し得なくなってしまったってこと・・・、
が、沖は漁網がほぼ一面に張り巡らされている、
が、が、海が荒れたこの時の状況では、このまま岸辺近くを走るのは超ヤバイ、と、判断したわけだ、
わたしは、この時、大声で船長に怒鳴った、
「ダメだ!!! 沖へ出るな!!!、俺もシッカリ前を観る、信じて岸辺を走れ!!!」と・・・
ほんと、この時は二人とも必死でした、
わたし、実は、この海域が非常に危険だと感じていて、この海域に近い宇登呂港に幾日も艇をもやい付け、毎日少しずつ海域調査をしていたのだった、
この過程で、観光船の船長と知り合って、互いに、艇の操船について情報交換し合っていた、
艇に備えた各種機器(水深測定器とか、無線、レーダー、など等)ですが、観光船の機器より、わたしの艇の方が充実していて、観光船船長が、驚いて、盛んに会社の上司にこの話をしていたようだった・・・、
さて、今一度現場に戻りますよ・・・
上述の、ヤバくなった時の航行ですが、
わたしは船長に変わって、しばらく、この観光船を操船しました、
船長が搭乗客の様子見に客室へ降りた際、わたし、彼に変わって操船した、
船長は客室から上がってきて「客らは怯えて鼻水垂らしとった・・・」と言うたのを覚えている、
あくる日、船長は、わたしの艇・“はまちどり”(宇登呂港停泊)にやって来て・・・
「漁師を40年やっとったけど、あんな波は初めてヤッた」と言うた・・
観光船は、17トンのプレジャーボートを改造した定員35名のオフショワボートだった、
重心の高い舟だったなぁ~~~、ココで観光船として使われる以前はどの海で走っていたのだろう??? 少なくとも波の荒い外洋では危険な船だと思ったよ・・・
以上は、今から15年前6月半ばの話、
この6月半ばなら、救命具付けて海へ落ちても、岸辺近くなら、あるいは死なずに助かったカモ・・・
落水と、ほぼ同時に死に至る海水温の季節は、この種の観光船に装備する救命具は、ソレなりの重装備品であるべきだ、並みの救命具ではクソの役にもたたん、
この種の観光船操縦免許は、別格扱いし、特殊技能習得者に限定して免許交付をするべきです、
今の会社社長のアレコレ発言は、プーチンの無茶苦茶も恥ずかしがるレベルだ、
以上、波平ズズイのある種の夢話し、
エエカゲンな話だってこと・・・
お疲れさまでした・・・
書きすぎたかな・・・
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