指先ピクピク
音楽の世界って無限に広い、広くてかつ深い、際限なく・・・
と、同時に、
ダンスの世界も同様だ、無限に広い、広くて深い、際限なく・・・
音楽とダンスは、ナニカを表現し、意思を身振りや音で表し、伝え、共有し合う、
たとえば“生け花”、生けられた花は踊り歌っているのだよね、
茶道の身ごなし、僧侶の読経時の身ごなし、コレラはある種の音楽でもあり、ダンスでもある、
あぁ~、僧侶の読経はある種の歌であって楽譜に書き採ることが可能なのだぜ!!!
茶道における身ごなしの中で茶を茶筌で混ぜ点てる際のかすかな音、これは音楽と言うてよかろうかと思うがどうか!!!
それにしても・・・米津玄師のダンスはド外れている、
ココまでやるか!!!
って、驚嘆する、
早い話が・・・
性欲謳歌は若者らの世界だ、
老人の世界は、なだらかな愛の世界、命の変遷の中で昔の想いと一緒にすごす世界、
そして、そこには、音楽とダンスが介在している・・・
老人福祉施設へ出掛けて、尺八を吹き、昔の演歌や童謡唱歌、時には民謡を吹いたりして、わしゃ遊んでいるのだが・・・ここで、イロイロ、想うことが多い、
老人ホーム等・各種福祉施設を訪問し、尺八を吹く際、わしゃ、施設利用者の皆さん方の心を躍らせたいものだと、思って頑張る、
介護度の高い老人を世話する施設訪問の際、演奏会場に、ベットに寝たままの状態で運ばれて来られる老人が居られたりする、
頑張って尺八を吹くが、まったく反応が無く空回りの場になったりする、
が、が、老人の手の指先が、かすかに歌に合わせて、動いていたりする、
届いて居る!!! 指先が聞いている!!!
このバァサン、歌い、踊っとる!!!
と、わしゃ、強い衝撃を得たことがある、
それにしても・・・米津玄師のダンスはド外れている、
時は流れ、時代は変化し、わしゃもう指先ピクピクだけの老人になった気がする・・・
「今朝は雨模様」 波平
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