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2022年8月11日 (木)

シ~~~ラ、ねぇ~~~~~

わたしには、ホボ音信不通の状態ながら、三田市に三歳年下の妹が居る、
電話をしても通じないし、まったく反響が無い状態が続いてい久しい、
この状態の原因は、電話番号が変わったからだと判ったのはひと月ほど前に、妹の娘の京ちゃんからの電話で判っていた、
が、が、音信不通状態はヅルヅル続いて今に至った・・・、
電話しても、妹は電話機を取ろうとしないのだ、どうしようもないよなぁ~~、

が、昨日、その妹から電話があって、
明日(今日のコト)、お盆のお参りにそちらへ行きたいが都合はどうか、と、
で、今日、午前9時過ぎに夫婦でやって来た、

旦那が車を運転していた、旦那氏は86になっているはずだ、静かに車から降りてきた、

妹は、シャキッとした感じで両手に花束などを抱えて現れた、

妹は、テキパキ動いて、わが家の仏間はアッと言う間に華やかな盆支度に大変身、
まさかとは思うが、仏壇が、生き返ったような感じになった、

妹は、キリキリと昼食の用意をし、旦那とわたしに、サァ、おあがりと勧めた、
旦那氏は、「ウン、美味しい・・」と、もぐもぐ食べる、

実は、わたしは、朝食中に妹夫婦を迎えたのだった、
早くても妹夫婦は昼過ぎ頃になるのだろうと思い、みそ汁中心の波平特性の朝飯を摂っていた矢先の来訪だった、

妹は、わたしの食べかけの味噌汁には全く関心が無さそうだった、
まさか、コレが食事だとは思えなかのだと思う、
で、わたし特製の味噌汁の構造を説明しようとしたが、まったく聴く耳を持たず、わたしはあきらめた、

旦那と妹は、妹の手料理を二人で美味しく食べて帰宅した、
わたしは中途ながら朝食を摂ったばかりだ、
で、妹が用意してくれたこの料理は、今日のわたしの夕食になる、


実は、妹夫婦が去って、直後に、わたしは疲れて昼寝していたのだ、
相棒の船頭ドンからの電話で目覚めたのが、つい先ほどの午後3時半、
約2時間半の爆睡昼寝、
妹の手料理は、未だテーブルの上にそのままある、

まさか、このまま置いていても、夕方までに腐るようなことはあるまい、
冷蔵庫には入れたくない、

腹が空いたら食おうと思うが、昼寝していただけなので腹は空いていない、

それにしても・・・
妹夫婦は、わたしには、生き生きして観えた、
ソレなりに、嬉しかった、


あぁ~、以下、少し補足しましょかねぇ~~

旦那氏は、来宅するや否や、いきなりわたしに質問なさった、真面目顔で問いかけられた・・・
「シーラの詩集は無かったかな???」と、
「ウヌ!!! ナンのこと???」とわたし、

コレを、今、思いダシ、少し調べてみた・・・
どうやら、旦那氏はドイツの詩人フリードリヒ・フォン・シラーの詩集のことを質問なさたったらしい、

シラーは、ゲーテと並ぶドイツの詩人だそうな、歴史学者、劇作家、思想家、でもあるお方だとか、
そんな人と、わたしが関係あったりするものか!!!
妹は、旦那はいつも、書斎にこもって「本」ばかり読んでいる、と、愚痴る、
コレ結婚直後からのことだ、未だに、コレ続いているようだ・・・
呆れた文人、ココに在りかぁ~~~、
それにしても、旦那氏、美味そうに妹(彼の女房)の手料理を食っとったなぁ~~、

旦那氏の頭のなか、わたし波平には全くワッカラン、
が、彼・旦那氏もわたしのコト、上述のような問いかけなさるからは、“サッパリわっからん”のだと思う、

ワッカランの関係は、静かぁ~に過ぎ、今日のいっときを、平和に過ごしたってこと、
これが“盆”なのだよなぁ~~~

わしゃ、シーラーなんぞ、シ~~~ラ、ねぇ~~~~~

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