日は昇る
わしゃ、いつも、わが屋の畑跡地に用意した“散歩老人の休憩所”で行う、“野外演奏会”のことを考えている、
と、同時に・・・
誰かさんを誘って、ココで一緒に唄ってみませんか、の、“声掛け”活動のことも考えている、
対象は自宅にスっ籠る老人らです、
対象老人は、大きく3種に分類できる、
その1
未だボケていな老人、ボケ老人の予備軍、
その2
ボケてナンゾいない、と、頑なに思い込んでいるボケ進行中のお方、
その3
ボケが進んだ、孤独・孤独の本物のボケ老人、
少し、概要説明しますね・・・
わが地区・東自由が丘1丁目には後期高齢者が約5百名居られます、
内50名は地区老人会に参加なさっている、
残りの450名は、病院生活・各種老人施設の利用者、民生員などの視線のなかで日々お暮らしのお方、
実体ですが・・・
意外と、何らの老人対応施策に甘えることなく、ただ、自宅にスっ籠るダケの老人が意外と多いのですよね、
自宅にスっ籠るだけの老人に、わたしは目を向けているのです、
な、な、なんと、わたし自身が、実は自宅スっ籠りの老人だから・・・・
まず、声掛けします・・・
「どうや、仲間同士で、いっしょに歌・歌って遊ばんか???」と・・・
この活動の活動範囲はわたし自身が住まう地区内に限定している、
が、しかし、
意外と域外の近隣地区住人から、ワシャ声掛けされる機会が増えてきた、
話しかけられたら、地区内にお住いのお方で無いことは判断できる、が、わたしは強いてお名前を問はない、
オイ!!! 自分の名を告げる勇気が無くてどうする!!!
お名前をお告げになるの待っとるのです、この”待つ”こと、コレこそが半ボケ老人対応の出発点だ、
オモロイですなぁ~~~
最近、度重なるにつれ少しずつ、自分のことを明かすお方が増えてきた、立ち話が濃くなったお方が増えてきたのだよね、
わしゃ、魚釣りが大好きなのだ、
釣り竿握って、水面下の魚達らと向き合っている、魚たちは今なに想っとるのだろう、と、想像しながら・・・
同じですよね、上の話と・・・
失礼な話にはなりますが、魚を釣るも、ボケ老人を釣るも、一緒ですわ・・・
魚釣りに出て、釣れても、釣れなくても、成るようにしかならんだったにすぎない・・・
竿下の魚魚も、自宅スっ籠りの老人も、皆同じこの世の生き物たち、
畑の芋も、大根も、ミカンも、柿も、栗も、アレコレも全て同じ・・・
明けて朝 冬寒むのなか 日は昇る 波平
コメント