身も蓋も
沖縄特有の楽器に“三線(サンセン)”という弦楽器がある、
見た目には、小型三味線のように見える、
さもありなん、わが国の三味線のルーツに当る楽器である、
この楽器の”発祥の元“は、その昔の“中国福建省で、日本では未だ戦国時代真っただ頃に沖縄へ伝わったらしい、
当時の日本は、織田信長と今川義元が尾張桶狭間で戦った頃であったろうかとされている、
久しく琉球王朝の儀式に使われたようだが、1990年代以降は一般化し、近年急速に全国に広がってきた、
様々なジャンルの演奏にも対応するようになり、広がりを見せている、
ってことで・・・
わたし・波平ドンも、“沖縄三線”音楽に首を突っ込みつつあるってこと、
いやぁ~~、難しいや!!!
この難しさは、尺八の楽器性能に責任がある、
沖縄三線で奏する曲は、尺八では、特に1尺8寸管の尺八では対応し難い曲が多い、2尺菅が必要な曲が多い気がする、が、わたしは2尺菅は所持し得ていない、わしゃ購入することもう不可能・・・
沖縄音楽、最近はスゴイ広がりの中にある、
特に有名なのは“安里屋ユンタ”って曲かな???
他にも色々な曲があるよ、が、不思議なことに、沖縄三線系の曲であることにお気付きの方が妙に少ない、ごく自然に普通の曲として浸透し、わが国の音楽会を席巻しつつある、
オーバーすぎたかな???
翻って想うに・・・
尺八世界はこのところ下降気味が止まらない・・・
わたし尺八の老いボレ波平、チョイ沖縄三線の世界の覗き見し、アァ~哀しいかなオノレの力不足ですでに投げ出し気分だ、
あぁ~、あぁ~~~、”ボヤキ節”ならまかせてくれろ!!!
今日は3月3日、明日3月4日は語呂合わせで⇒“サンシン”の日、
ってことで・・・
今日・明日の二日間、わしゃ、わが屋の畑跡地の“さんぽ老人の休憩所”で、沖縄三線曲を尺八吹奏のつもり・・・
“さんぽ老人の休憩所”ですが・・・
2月28日のブログに記載の場、
余談ながら・・・
わたしは京都虚霊山明暗寺の虚無僧の末端・端くれだ、
沖縄三線曲の紹介も、虚無僧活動の心がなすところ・・・
身も蓋も あるなし問わず 春の空 波平
待ちかねた春が来たってこと・・・
庭の”実梅の木”にミツバチやメジロがやってきた・・・
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