ダンゴ
渡り鳥がカギ型や扇型になって飛ぶ時、先頭に立つ1羽はリーダーかというと、必ずしもそうじゃないようですね。多くは、たまたま先頭を飛ぶことになっただけということらしい。わたしは、彼こそが、なんらかの意味でリーダーじゃないかと思うのだが。
海へ出ると海面上をシギの集団がウワ~と飛んでいる。ダンゴになって飛んでいて、どれが先頭かはわからんが、全員が一斉にアッチへ飛んだりコッチへ飛んだりしている。
アジを釣るときには魚探で魚群を探します。アジに限らず、鯛だって、カツオだって、魚はたいがい集団で泳いでいる。それぞれに先頭に立つやつが居る。あとにダンゴになって同属の者らが続く。
日本社会が云々などと言うときは、きっと日本人集団のダンゴのことを言うのでしょうね。まわりの様子を観ながら、皆の真似をして、安穏に暮らしたい。ダンゴの中に住まう者らはたいがいこのように思い暮らしている。時に少し皆の意向に迎合しない者があらわれると、よってタカって追い出してしまう。
ダンゴの先頭はどこなのだろう。ダンゴの中のどのあたりに俺は居るのだろう?
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