キンノリどん
今朝の日経新聞最終ページ文化欄に、「江戸前アサクサノリ復活」・金萬智男氏が登場した。
わたしは氏のことを失礼ながら親しみを込めて“キンノリどん”と呼ばせてもらっている。
氏こそは、盤州干潟の番人すなわち東京湾の番人、すなわちすなわち大自然と人間とのなりわいをヨ~ク知る人、現代社会になくてはならぬお方である。
氏の応援団は日増しに増えている。“まな出版企画”の中嶋満氏もその一人、メーリングサイトFishml主催者・“琵琶湖オオナマズ”こと家辺敏雄氏も最有力メンバーの一人、…で、Fishml関係者は概ね“キンノリどん”の応援者だ。わたしもその端くれ。
今朝、キンノリどんから貰ったアサクサノリを熱々ご飯にのせて食べながら新聞を見ていた…。
と、キンノリどんが日経朝刊にドーンと出ていた。
「ウハ~、キンノリどんが出とる!」
「このお海苔の人でしょう」
「そうや!世の中にこんなエライお方は他にないってお方だ」とわたし。
わたし、今年4月~8月にかけての「日本列島魚釣り周航」の旅で、盤州干潟のキンノリどんを訪ねたのだった。艇友bどんがたまたま東京出張中で、彼も飛び入りで駆けつけたのだった。氏が主催する里海の会のログコテージでお仲間等と一杯やった。コテージの軒下にかつての東京湾のアオギスつりのキャタツを立てかけ、全員が、それによじ上ってコテージの屋根へ伝い上がり、屋根上から干潟を眺めながらビールを呑んだ。
「波平さん、ここから見える風景が東京湾の源風景じゃないかと俺ら思っとる」と、キンノリどん。
氏の見識もさることながら、氏のリーダーシップには脱帽だ。このお方があるかぎり東京湾は安心だ。ってことは、日本の里海は守り得るのじゃないかって気がする。
前述“まな出版企画” 主筆中嶋満氏は季刊「里海」を創刊した。この中、特集その1が、このキンノリどんのアサクサノリである。
キンノリどんのサイトを紹介する、