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2007年9月 4日 (火)

封じる

わたしは三曲が好きだ。が、それは、自分が色々な形で演奏に加わって吹いたり聴いたりするのが好きだということで、客席に居て、舞台の演奏を聴くだけなのはあまり好きじゃない。単に聴くだけではおもしろくない。退屈で眠たくなる。シンドイ。…なんて下手な演奏だろうと思ってしまったりする。

高ぶるわけじゃない。俗に言う“岡目八目”のせいだ。自分の下手は横に置いて、他人の上手下手は分かるような気がする。いやみな自分が居る。

あれはわたしが26・7の頃だったと思う。三曲合奏に通っていた山崎美也先生に松竹梅の地だけを弾いてもらい、先生の唄で、尺八を吹いたことがある。

先生が言い出したのか、わたしが請うたのか忘れた。

「途中で『チンチリ・チンチリ・…』にならないように弾くのは難しいのよ」と言われたのを覚えている。地は、チリチン・チリチンだ。チンチリ・チンチリじゃない。

あれは楽しかった。

なんて贅沢な遊びだったのだろう。

夢だ!夢だ!

わたしは、今は、三曲は止めて、明暗本曲をやっているが、

これは客席からでも聴きたい。

なんでやろ?

以前は、積極的に尺八演奏ボランティアに出掛けた。今後も、要請があれば出掛けたいが、自分からは働きかけたりしない。

たまたま今日その要請があった。迷いがあったがこのたびはご辞退した。以前平気で吹き飛ばしていた童謡唱歌だが、明暗本曲稽古のなかで見直せば改めてわが音に不足が多すぎるのを感じる。今年中は、ボランティア演奏は封じようと思う。

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