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2007年9月15日 (土)

明石海峡

今日も明日も、そして来週いっぱいは、そこそこに波があって沖へ出辛いですね。

特に今日・明日は、東シナ海を低気圧が北上中です。ヤバイ。

先日、マリーナで、艇名5963というヤンマー製の新艇(30Ft?)が沖から帰ってきたのに出会わせた。艇長が「明石海峡を東へ抜けたら大阪湾は波が高かった」と言っていた。明石海峡を越えるのがこわかったらしい。

「明石海峡は北側・南側のどちらを通った方が安全ですか?」

と、問われた。

「わたしは南側を通るよ」と答えたが、本当は、風向きや潮の流れの方向によって、選択すべきだ。

以下、わたしの読みを少し書き出してみる。

あぁ、艇名の読み方ですけれど、「ご苦労さん」と読むらしい。定年を迎え退職したが、だぁ~れも、ご苦労さんと言ってくれん。で、自艇に5963と名付けて乗っとるということだった。

さて、

まず、風向と、潮流の、呼び方が逆だってことを言っておこう。

西風と言うときは、風は、西→東へ吹く。

西流というときは、潮は、西←東へ流れる。

矢印に注意して欲しい。

海峡に波が立つのは、風向きと潮の流れが、衝突するときだ。

西風と、西流が、衝突するときが、なかでも一番ヤバイ。

ここでもうひとつ知っておこう。

明石海峡では、

満ち潮は、西←東、の流れだ。

引き潮は、西→東。

すなわち、満ち潮の際、西風が吹いていたらヤバイってことだ。

おっそろしいまくれあがった三角波が立つ。

一番三角波が立ちやすいのは、明石港の西側の林崎漁港の少し沖合い辺りだ。

付近を航行していて、三角波に危険を感じ、一番近くの林崎漁港へ緊急避難を試みる…。

実は、これがヤバイわけだ。林崎漁港の沖が一番危険だってことを知っておいた方が良い。

こういうときにはむしろ沖合いへ向かった方が安全。海峡の中央部へ向かうような感じになるが、波は高くなっても三角波は治まる。

三角波は、西流が東流に変わる直前に発生することが多い。満ち潮から引き潮へ変わる潮止まり直前に、西風があると、三角波が立つ。潮代わりの線に沿って、三角波の海域は西から東へ移動する。

要するに、明石海峡を通り抜ける際は、場合によっては三角波が立ちやすい海峡の北側を避けて、南側を通った方が無難かも、と、わたしは考えているってこと。

が、しかし、潮の流れ自体は、南側より、北側岸よりの方が緩やかだ。

が、魚釣りポイントは、南側に偏している。

たとえば今日なら、

10時半頃まで引き潮(潮は西→東)で風は西←東。潮と風は衝突。

10時半以降は、満ち潮で潮は、西←東。風は西←東。潮と風は同方向。

典型的な三角波の立つ海況じゃないと思うが、さりとて、魚釣りが楽しめる状況じゃないと思うなぁ、

土曜日だ、朝早くから勇んで出漁した艇らは、垂水~塩屋沖辺りで、潮波にもまれておるに違いないよ。少なくとも、ズズイの出番じゃなさそうですわ。

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