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2008年9月28日 (日)

写真?音?

2尺1寸・延べ竹・99パーセント地無しの、秀逸なる一城管(尺八)を手にすることとなりました。
これにより向後のわたしの尺八人生が大きく開ける、向こうの方が明るく開けて見える、実に嬉しい、

今日は、明暗尺八師匠宅に稽古に行く日、
この竹を、師匠の前で披露しようと思う、
師匠はタマゲて卒倒するかもよ、

1箇所だけ数センチ巾・コンマ5ミリ弱漆(ウルシ)を入れたと一城氏は言う、
だからこれは完全無垢な地無し管だとわたしは呼べない、と、氏は言った、
氏のすごい気迫を感じます、
ごく狭い箇所に、たったコンマ5ミリ弱のウルシを垂らし塗るに、氏はどうやらノタウチまくったみたい、
わたし、この管が氏の手でまだ削り出されたばかりの頃から知っています、
そのとき、氏の工房で素吹きさせてもらったのだった、ゾクっとしたのを覚えている、もう随分前のことですわ、
一城氏も、わたしのその様子を窺い見て、ナニか感ずるところがあったみたい、

これって、地無し竹というのじゃないでしょうか?
優れた製管士にとことん見つめられ、観察され、あげくに、ほんの少しその手が入った、
これをこそ、本当の意味で「地無し竹」とは呼ばんかな!
人間と自然との出会いは、そういったものだとわたしは思っていますからね、

極めて秀逸な出来です、どの音も完璧です、
ナ~ンもつっかえるところが無い、サラサラと新鮮な音がこぼれ出ます、実に気持ちがよろしい、ふところの深い竹だ、
なんと、2尺1寸の長寸管なのに、1尺八寸「美仙」より楽に吹ける、

写真?
写さない、みなの衆に見せびらかすようなハシタナイことはしない、
音?
聴かさない、聴かれるとチビルかもわからん、もったいない、

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コメント

そんなに勿体ぶらんと、10月の念仏寺の会に持ってきて吹かせてくださいな!!

投稿: じなしふくぞう | 2008年9月28日 (日) 09時13分

儂も吹きたい、欲しくなると思うが、とりあえず吹きたい。話の様子から「それは尺八吹き全員の財産」と言うべきで、個人で独占は良くない。

投稿: hide | 2008年9月28日 (日) 21時40分

いつもなら即座に竹に名前を付けますが、今回ばかりはわたしごときが名を付すのがはばかられます、
いずれ名が付くだろうが、それは、産んだ(創った)一城氏がお付けになるか、あるいは大自然のなか、いつのまにかそう呼ばれるようになったって名以外はあり得ない、
名は、名づけられた途端、外枠になりますからね、外枠が見得る者でないと名づけをしたらアカン、そう思います、

わたし、ながいこと尺八を遊び吹いている、
中断していた時期もあわせ通算すると、およそ半世紀の間なんとなく尺八を触っている、
今思うに、このたびの竹以上の竹に出会ったことはなかった、
こんな竹があり得たのだなぁ~、って不思議に思います、
わたしの宝でありますが、それ以上に、これは一城氏の宝でもあると思う、

いずれお目にかけましょう、
そのときは、わたし、もう少し上手になっていると思う、
本当に優れた竹は、吹き手の息で育つのだって、生意気ながらそう思う、
まだまだ余人の息には触れさせんのだ!
アカンベェ~、ですだ!

投稿: 波平 | 2008年9月29日 (月) 08時07分

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