地元の電車・神戸電鉄の話をする、
神戸の後背地を走る電車で、神戸の新開地駅~鈴蘭台~三木・小野~栗生の線と、鈴蘭台~有馬~三田の2路線がある、わたしは栗生線に乗る、
昔勤め人だった頃は志染駅から始発電車に乗ったが、駅ホームから零れ落んばかりの勤め人だった、始発の空電車がホームに入ると席を奪い合った、
それ以来、沿線住人の数は倍近く増加していると思う、
が、しかし、電車の乗客は徐々に減少し、今やカラッポ電車になった、
駅舎から駅員が消え自動改札機になった、車両から車掌が消え、今や運転手だけで動いている、何両編成もの電車がカラッポで走る図はある種悲哀を感じさせる、
<バス便の充実>
神戸・三宮へ出るには電車で1時間半、これがバスでは50分、
高速バス仕様だ、乗客は全員快適な座席に座れる、料金は電車便より安いし、便数も多い、住宅街の真ん中に停車場がある、電車の駅舎は不便な位置だ、
「このままでは路線維持が困難になります云々」の乗客勧誘のチラシが神戸電鉄から先日、沿線家庭に配送された、
<経営方針?>
神戸電鉄の線路幅は狭軌(阪急・阪神電車は広軌・JRは狭軌路線)、路線は六甲山越えで勾配がきつい、で、電車は山岳電車に似た造りになっていて、実にゆっくり走る、乗り心地が悪い、夏は暑く、冬は寒い、ガタンガタン揺れて気持ちが悪い、大雨が降ったりすると線路に土砂が流れ込み脱線することがある、単線区間が多くダイヤル改正の余地が無い、
せめて全線複線化ができていたら高速化が可能になったかも、
だが、複線化工事を途中で断念した、
なぜ、自社系列のバス部門の活用を、充実を考えなかったのだろう??
なぜ、事業の多角化に意を向けなかったのだろう???
キット考えたのだよね、でも、数十年前からずっとこの体制である、
今、乗客を横取りしたバス便は他会社の「神姫バス」である、
ほぼ神戸電鉄路線に沿って運行し、高速道路網を活用し、一気に乗客を神戸の中心地・三宮へ運ぶ、
「神戸電鉄(電車)」 VS 「神姫バス(高速バス)」
なんだかドラマを観ているような気がするわけですよ、
内心ですけれど、「神戸電鉄」に頑張って欲しいです、
最近は、バスばかり利用して、不義理しているようでスキッ!としませんよ、