愛艇「はまちどり」を播磨灘に面した加古川河口すぐ西の播磨マリーナに置いている、陸上保管、使用する都度都度クレーンで海面へ下ろす、
このところオーバーホール中で使用できない状態が続いており、わたしは魚釣りに出られないストレスに苦しんでいる、
「はまちどり」艇は、日本一周航海をしようとして求めた艇であった、
で、既にその目標を達成したからは、向後はもう歳でもあるから無理せず近場の釣りに楽しみを移したい、
と、なると、「はまちどり」艇のような、重厚な外洋仕様艇はむしろ使いにくい、軽快に動ける小型の船外機艇が好ましい、
で、艇の故障を機に、オーバーホール中の今、小型艇に乗り換えようと思っている、
魚釣りが出来なくて、ストレス・ストレスでもあるからなぁ、
と、いうわけで、
昨日は、乗り換え候補艇が見つかって、そのからみで艇を置く基地(マリーナ)の下見調査にでかけた、
心に抱くひとつの目標があった、
単なる艇の乗換えだけではオモロない、で、艇の基地を、播磨灘から大阪湾へ移し、大阪湾・沿岸一帯の水際事情を実証検分してみたいと思った、
これ、かねがね思っていたことで、この気持ち、最近はもう押さえがたくなっていた、
検分水域は、明石大橋真下から~友が島水道に至る阪神間の水際一帯、できれは埋め立て地の水路や河川を可能な限り進み入ってみたい、小型艇で、船外機仕様の艇なら小回りが利くからなぁ、
どこに艇を置こうか?
そうだ!新西宮ヨットハーバーが適所かも!!
ここには播磨マリーナを運営する業者の支店があり、気の利いた営業マン・ヨシ○が詰めている、ここなら彼の力を得られるかも、
わたしは、先の日本一周航海の際、各地で様々なマリーナやヨットハーバーや海の家など等を歴訪した、で、ヨットハーバーのありようは、おおまかには見知っている、
が、昨日訪ねた新西宮ヨットハーバーは、ひときわ斬新なすばらしいマリーナだった、
…含んだモノの言い方をしている、
“リッチなボート・ヨットのオーナー達にとっては”という、前置きが必要だってこと、
裏を返そうか!
プアー層の者達にとっては、こんな不愉快なところは他にはなかろうってこと、
ワーキングプアって言葉をご存知ですよね、元祖は石川啄木です、
「はたらけど、はたらけど、なおわがくらし楽にならざり、じっと手を見る」
わたし、9分9厘、この“新西宮ヨットハーバー”に今後の艇の基地を置こうと思い定めていました、ヨシ○どんにもそう話していた、
ヨシ○どんに、あちこち案内してもらいました、
たまたま試乗可能な艇があって、オーナーの許可をもらい、載せてもらった、マリーナ内を、そして外へも出て沖も走ってみた、
時間が経つほどに、だんだん、わたし圧迫感に襲われ、不愉快になってきた、
ナンカおもろない!!!こんなはずではなかったのに…、
高速で走ると艇後部でペラが蹴立てる水しぶきがあがる、
ウンコ色の黄色っぽい水しぶきだった、
マリーナ遥か沖に長大な一文字(防波堤)が見える、約2マイルは沖だと思う、
囲われた海、ほぼ完全な閉鎖海域、
わたしが、ここを今後の艇基地にしようとした底意には、
“大阪湾・沿岸一帯の水際事情の実証検分”があったのだ、
自然破壊への許しがたい憤懣がその気持ちを生じさせている、
わたし、ますます不愉快になる自分をもてあました、
この“新西宮ヨットハーバー”に艇を移すのはやめよう、と、決めた、
このマリーナはある種スバラシすぎる、
マリーナを腹に抱くような感じで、高層豪華分譲マンションが林立している、
あのマンションの部屋部屋からは、海が海辺が一望できるのだと思う、
真下に華やかな雰囲気のマリーナが見えるだろう、
が、しかし、住民らはマリーナ区画へは一歩も入れない、セキュリティーが厳しい、施錠施錠で、囲われ尽くされている、住民らは自宅部屋の窓から海を眺めヨットを眺める、テレビ画像を眺めるごとく…、
わたしは、海が好きだ、船が、ボートが好きだ、だから、海や船が見えるところに自宅を構えたい、が、ここマリーナ後ろの高層マンションへは入りたくない、
隔絶された閉鎖感が心臓に悪い、こんなマンションへ入ったりしたら、わたしは、即死するに違いない、
幸いなことに、わが家は、三木の山里のなかだ、かろうじて即死から逃れ得るタンボがらみの場所、丘陵地に出来た造成地の一角ではあるが、周囲は未だにタンボがある、野鳥の声の絶え間が無い、
仰げば空に雲が浮かんでいる、
最近のコメント