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2012年9月13日 (木)

赤印のあたり 2 (潮汐について)

Photo tide736.net・潮汐表借用
今月(9月)朔日(1日)の播磨灘・明石港の潮汐表です、
(ほぼ明石海峡のものと観ても良いと思う、明石港は明石海峡大橋から約1キロ西)
たまたま今月(新暦9月)は、1日が、旧暦で言う十五夜の満月だった、
で、この表は、満月・大潮日の明石海峡(※潮止まり時刻には絶好の釣りポイントとなる)の潮汐表と観て大差ない、

もう少し細かく観ましょう、
正確には、月齢14.5日です、
 日出05.33  月出18.30 
 日没18.52  月没05.59

月出が18.30ってことは、太陽が西へ沈む直前に月が東から顔を出すってこと、
この時刻を上の潮汐表で読むと、満潮時刻(19.47)のチョイ前になる、
不思議ですよねぇ~、
だって、お月様は未だ東の水平線から顔を出したバッカシで、月の引力は、海水を東側へ引っ張っているはずだ、それって海水面を持ち上げるの反対作用だ、干潮であるべきだ、が、明石港(ほぼ明石海峡)では逆の満潮時刻を迎えようとしている、

実は、お月様が東・西の水平線にある時が、明石港(ほぼ明石海峡)では満潮で、
お月様が真上に居られる時は干潮なのですわ、
月の引力が実際に潮を動かすまでには海域個々にタイムラグがあるようでしてね、ここでは実に約6時間ってこと、

さらに、ここで注意すべきは、潮の動きと、干潮・満潮の時刻とは別だってことです、
勘違いするのは、干潮時刻・満潮時刻には、潮の流れがしばらく止まるような気がするのですよね、
グラフの線がこの時点で上がり下がりが逆転しますよね、その時、潮は瞬時止まるはずだって思ってしまう、
実は、実は、明石海峡ですが、干潮時刻・満潮時刻付近が、いちばん(正確じゃないよ)潮の流れはキツイのです、
潮の流れが止まって転流が始まるのは、この干潮時刻・満潮時刻をだいぶ過ぎて後(約3・4時間後)のことですぜ、

明石海峡の9月1日の転流時刻です、
 05.43
 11.17
 17.36
 23.48

潮の流れが最も強かった時刻です
 01.53 西から➝東へ4.3ノット
 08.15 東から➝西へ4.5ノット
 14.03 西から➝東へ4.9ノット
 20.29 東から➝西へ5.8ノット

グラフと照合してみてください、グラフでは19.47が満潮時刻だ、その頃は東から西への潮の流れは徐々に強くなりつつあり約40分後に最強の5.8ノットになっとる、
この流れがおさまる(転流時刻を迎える)のは満潮時刻から約4時間後の23.48だ、
明石海峡の満潮時刻は、大阪湾から播磨灘へ大量の海水が盛り上がるような感じで海峡に押しかけた結果じゃないかと思う、
あぁ、アレコレ書いているのは、デンブわたしの勝手な推量ですよ、わたし釣りキチで、天文学はズブの素人ですからね、潮汐学者ナンゾではないですぜ、間違っているかもわからんからね、


今、話そうとしているのは、潮流と魚釣りの関係ですよ、すぐに横道に入りこむけれど…

魚は、潮の流れで釣りますのでね、
海域ごとに、どの程度潮が動いたときに、釣果が上がるか、これが一様じゃないです、
上述の明石海峡ど真ん中では、潮止まり時刻が、時合にほぼ重なります、
もっとも、潮が走っている時には釣りにならんよ、上述の潮の最強時を観てください、4ノット5ノットの潮のなかでは釣り糸が下ろせないですわ、海峡釣りの特殊性だね、

あぁ、あの天下の難所・来島海峡の潮止まりでも、わたし、漁船のなかに混じり込んで釣り糸を垂らしたことがあった、
来島海峡(瀬戸内海中部、愛媛県今治市とその沖の大島との間)の潮流は時に10ノットほどにもなります、
この潮が止まったら、周辺の漁師がワァ~と出てくる、
その中にわたし混じり込んで釣り糸を垂らしましたがね、潮が読み切れません、何号のオモリが適当かなどさっぱりわからん、アッという間に具を漁師の具に絡ませてしまった、
即座に、わたし自分の道糸を切断し、大仰な身振りで漁師に謝って、で、すぐにその場を去りました、
潮です、潮、潮を知らないとホント釣りになりません、

日本列島1周航海稽古も兼ねて4・5回瀬戸内海全域航行を試みましたが、その中での出来事ですわ、
数度瀬戸内海横断を試みましたが、来島海峡を走ったのは実は2回だけです、潮流を読んで大丈夫の判断がデケタ時だけだった、内、1回がほぼ完全に潮止まり時刻だった、で、釣り糸を垂らし漁師の具にモツラセたってこと、
この海域の通過は、わたし、常は、宮の窪瀬戸と鼻栗瀬戸を使っていた、
節伯方島⇔吉海島⇔大三島の、島々の狭い水路抜けですわ、
あぁ、宮浦港、ここにも数度艇をモヤッタ思い出がある、懐かしいなぁ~、

話が横道へ逸れてしまった、本題へ戻します、釣りと潮汐の話です、

潮汐を読み、潮の流れの様子を知り、そのうえで、瀬の在り様を研究し、瀬に対し潮がつっかかる際の潮上(しおがみ・瀬の前側)を釣ります、
魚は概ね潮が流れ来る方向を向いている、潮に押し流されまいとして、潮に逆らって泳いでいる、
泳ぎながら潮に乗って流れ来る餌を捕食する、中に釣り針が仕込まれているのも知らないで…、

魚が餌を喰いたくなる時に、釣り針を垂らし込むのですわ、
生き餌に釣り針を背負わせて放ったりする、生き餌と紛らわしい疑似餌を食わせることもある、
魚の食い気がいつごろ盛んになるか、これを知ることが、釣果につながる、
魚の食い気が盛んになる時刻を“時合(じあい)”という、
これを語り出すと、これまたキリが無くなる、今日はこのあたりまでとします、

<余談>
野田総理の再選となっても、楯突いたオッサン(石原氏)をそのまま幹事長にはデケンだろう、
それとも、またまた「オフサイドにしましょう…」ってことになるのかな???
再選されたからは衆院解散なんぞしたらもったいないよ、解散したら、後は、落ち目・落ち目しかない野田(のだ)から…

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