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2016年6月 5日 (日)

地位協定

沖縄の米軍基地の地位協定が見直されるようですね、
この見直しが沖縄の方々の意に沿うようなことであればよろしいが…

このあたりのことを、波平的に、以下、少し解いてみましょうか、
尺八ヅヅイの誤解と偏見になるホドキですからね、オモロガッテお目通しくださる段には構いませんが、本気にしたらダメですぜ、

さて、誤解偏見の始まりです、

アメリカは五線譜の国です、
アメリカには、クラッシク音楽、黒人音楽、多種多様な人種の音楽、が、混在している、
常時、あらゆるジャンルの音楽がガンガン鳴っている国だ、

アメリカの尺八愛好家はとても多いのですよ、
彼らは、古典尺八本曲を実に上手に吹奏デケます、
ひょっとしたら日本国内の尺八よりレベルは高いかもわからん、
だって、彼らの多くはシッカリした五線譜知識を基礎に、研究心を持って尺八に取り組んでおられる、ここがわが国とだいぶ違う、
学校での音楽知識が云々の話ではないです、
生まれて後、社会生活の中で自然に耳にする音楽が、わが国の同様環境とは違った類の豊かな(音楽的には)環境のように思える、勘違いかもわからんが…
とにかく、あらゆるジャンルの音楽に親しみつつ育ち、ここから前衛的な音楽家が出てきたりする、

わが国はどうでしょうね、
恥ずかしながら、わが国の音楽は明治維新後に初めて五線譜と出会ったのだった、
イギリスのヨナ抜き五線譜でした、
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド、の7音階(ド~シの7音)五線譜ではなく、
“ファ”と“シ”が無い、5音階の五線譜音楽が導入されたのでした、
童謡唱歌の多くはこの類の音楽です、日本の流行歌・演歌も多くが5音階でデケタ曲だ、
未だにこの影響下にあるといってよろしいわけです、

の、なかにあって、沖縄の音楽はどうかと言いますとね、
日本本土のヨナ抜き5音階とはまた違った形の“フ・ム”抜きの5音階です、
ヒィ(ド)・フウ(レ)・ミイ(ミ)・ヨオ(ファ)・イツ(ソ)・ム(ラ)、ナナ(シ)、の、7音から、
フウ(レ)とム(ラ)を抜き取った5音階で沖縄の音楽はデケトルのです、

どういことかと言いますとね、
音楽は、“人の心”なのですわ、
アメリカの音楽と、日本本土の音楽と、沖縄の音楽と、は、一緒じゃないってこと、
“価値観を共有する…云々”の話がありますよね、
まさに、ココです、
馴染む音楽は、姿を変えれば⇒“心”です、音楽は“心”の動きそのものといってよろしいです、
どの曲を好むかの話ではなく、音楽の根底をなしている、“音の音階の使い方”が、アメリカと、日本本土と、沖縄と、では、違っとると言うこと、ココが問題です、
沖縄の方々の心の痛み、を、日本本土や、アメリカが、どれほど理解し得ているのかってこと、

沖縄の方々は、沖縄の旋律を聴くと、心が休まるのだ、と、思いますよ、
が、
日本本土の人が、沖縄の旋律を聴くと、なぜが“妙な心地”がするのを避けようがない、
ましてや、
アメリカの人が、沖縄の旋律を聴いたら、ドナイ感じますかね???

音楽には、この音階のありようが一番根っこにある、
そして、さらに、コード進行(音の組み合わせ方・展開の仕方)に、種々の差がある、個性がある、

音楽の世界から、沖縄の米軍基地の地位協定を観ますとね、イロイロな音楽が聴こえてきます、
立場が違っても、皆が、同じ気分で聴ける地位協定って、デケますかね???
非常に難しかろうと思いますよ、

今日は、長い話になったですなぁ~、

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