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2018年3月20日 (火)

ヤバイのは⇒ヤバくないようにすべきだ!!!

兵庫県明石沖・播磨灘でブイ(浮き浮標)に接触し立ち往生していた「フェリーふくおかII」9731トンは、昨日夕刻、無事大阪南港へ引き返し得たようですね、507名乗船したらしい、皆さん落ち着いて救助を待つことができた、

瀬戸内海を航行する船では…この種のフエリー船が一番ヤバイです…、
この言い方、誤解を招くかもですが、誤解はむしろ歓迎だ、
ヤバイのは⇒ヤバくないようにすべきだ!!!

1万トンもある巨大な船が、中小の船で込み合った瀬戸内海を猛スピードで走っとる、
少々の時化海でも突っ走る、
20ノットを超えた速度で走ります、22、3ノットは出しているのではないかな、極めて危険です、
プレジャーボーは白波蹴立てて飛ぶように走りますが、ベタ凪時で、最高22、3ノット程度、わたしの艇は最高速度23ノット出せますが、今までこの速度で走ったことは一度もない、この速度で走ると前方に障害物を見つけても、急に転舵すること不可能、急カーブしたら、艇が安定を崩し事故につながる、
が、混みあった瀬戸内海を1万トンもある巨大なフリー船が22.3ノットも出して走っとる、前方真ん前に他船が居ても大きくは転舵せず、ほんの少し直進をチョイ触る程度で突っ走る、スゴイ引き波を立てて、

船内の乗客は、列車の乗客なら皆さん椅子に座っとる、立っているお方は吊革握っとる、が、大型フェリー船では、乗船客は、船内をブラブラ歩いたりしとる、フエリーだから自動車をぎょうさん積んでいる、簡単な車止めだけで…

無茶な航行に慣れていて、コレが、今回の事故の根っこにあったのだと思う、
この「フェリーふくおかII」は今までにもたびたび、事故を起こしている、他の貨物船と衝突したり、既に着岸している他船に衝突したり…
どの事故もそれなりに言い訳デケル程度だったかも、が、油断があった、としか思えない事故だ、

事故当時、風速もそれなりに強かった、干潮流(現場では西から東への潮)が急速に強まる時間帯だった、船は、まさに明石海峡のチョイ西で、アンカーも打たず流れて浮き浮標に衝突した、
ブイに接触して後、船は慌ててアンカーを打ったのだろうか???
この船は過去に走錨し他の貨物船と衝突したことがある、海況の早い潮の流れの中で効く錨だったのかどうか???
カンタマ瀬のブイに接触している、が、この位置からほんの数分流されたら、水深40メートルを超え、あっと言う間に推進100メートルを超える位置だよ、ますます潮の流れは速くなって明石海峡大橋の真下だ、運がよかったのだ、助かった、

が、ヤバイなぁ~~、この船は
大型フェリー船の混雑海域突っ走りは…
ナヌ!!
乗組員はたったの26名???

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コメント

その昔、と言っても河童が現役の船乗りだった頃、海運大不況と言うのが有って、低賃金の船員で運行される途上国の海運会社との、コスト競争に負けて、日本海運が軒並み経営難になって、売船や船員の大量解雇が有りまして、そんな中で、ごく少数の船員に依って運行する「近代化船」と言うのが、出現しました。その時の乗組員の最低人数は、11名でした。何万トンの船がですよ。航海士・機関士の区別も消えかかって、両用の「運航士」と言う、発音するのが恥ずかしい様な資格名も出現しました。

暫く、継続していましたが、この人数では、船を何とか動かせても、整備することが出来ないことが明白になって、少数の日本人よりも、安い労働力の途上国船員を使う事になり、それまでは、日本船には日本人船員しか乗せられなかったのを、政治を動かして、日本の支配船であっても、船籍国を税金の安いリベリアやパナマなどの外国に移すことによって、外国人船員を乗せられるようにする「便宜置籍船」が主流になりました。それでも、ドン内大きな船でも、乗組員の総数は、30人程度だと思います。

投稿: 河童爺 | 2018年3月20日 (火) 18時42分

そうでしたか!!!
おおよそのことは承知していましたが、このような客船(?)で、26名はなんぼ何でも少なすぎる、接客要員がこの26名に含まれているなら、船の運航に当たる者は10名前後になってしまう、これでは咄嗟に船首・船尾に走って、周辺確認やアンカー投入に当たる要員が居なくなる、

それにしても、ホボ250マイルの瀬戸内海航路を22.3ノットで突っ切るのは、非常に危険です、そのうちとんでもない事故が生じかねないです、
わたし、自艇で、この速度で突っ切ったことが幾度かありましてね、この時は幾度も幾度も減速し、障害物を避けるに必死でした、
わが国の船が走るだけなら、ある程度は安心だ、が、他国船の場合、平気でナニやカヤゴミの類を海へ投じたりする、コレが実に怖い、オホーツクの場合は、スゴイ大型ごみが(例えば大きな木材や、樽や漁網等)あって、オッソロシイですぜ!!

今回のテーマは書き始めたらキリがない、
事故現場から大阪南港へ引き返すに、応援要員を乗せたのでしょうか?? 方舷エンジンだけで10ノット近く出して走ったような計算になりますね、で、接岸したわけだが、優秀な船長さんだったのでしょうなぁ~~、乗船客から、さしたる非難の声が聴こえない、コレだけでも大したものだ!!!

投稿: 隠居波平 | 2018年3月21日 (水) 04時15分

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